UK9報道部

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イラン、新型コロナ急拡大。服役囚も一時解放

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naturfreund_picsによるPixabayからの画像



新型コロナですが、震源地中国ではすでに感染は収まりつつあるようです。ところがウィルスは世界各地にばらまかれたようで、欧州、中東、アメリカにもじわじわと広がっています。なかでも大変なのがイラン。以下の記事をご参照ください。

newsphere.jp

医療水準は地域では比較的高いようですが、アメリカの経済制裁を受けており、医療用の物資が不足しているようです。すでに一般市民だけでなく、政治家23人も感染も分かっており、かなりショッキングな状況です。WHOは医療資源が乏しい国での感染拡大を心配しており、恐れていた展開ともいえます。

 

で、いろいろ混乱しているんでしょうね。こんなニュースがありました。

www.foxnews.com

 

なんとイランは国内5万4000人の服役囚を、感染防止のために収容能力超過状態にある刑務所から一時的に釈放したとのことです。もちろん、検査後陰性とされた服役囚のみが対象で、懲役5年以上の者は対象外とのこと。そういえば中国の刑務所でも囚人の感染が広がり関係者の処分が行われたというニュースがありましたが、閉ざされた環境なのですぐに広がるんだと思われます。現在報告されている感染者のなかに囚人が含まれているかは不明とのことです。

 

イランには多くの政治犯が収監されており、スパイ罪で2016年から服役中のイランとイギリスの国籍を持つ女性なども含まれているようです。イギリスと本人はスパイ行為は否定しているということ。このまま帰れるといいんですが…。アメリカ人の政治犯についても対象になっているようです。

 

3月3日時点で、イランでの感染者は2336人、死者は77人と最初の記事のときより大幅に増加していますが、実際はこの数字よりもっと多いというのが巷の予想です。最高指導者ハメネイ師のトップ・アドバイザーが亡くなっており、同日にポンペオ米国務長官の援助の申し出を断っていたとのこと。ポンペオ長官は、感染についてイランがなにか隠し事をしてるのではないかと疑ったということですが、中の見えにくい国だけに、今後の感染のさらなる拡大が懸念されます。

 

世界はつながっており、自分の国だけ封じ込めに成功しても、またウィルスは入ってきます。経済活動の妨げにもなりますので、国際的協力でこの難局を乗り切るのが理想ですよね。もちろん日本もなんとか踏ん張りたいものです。