UK9報道部

良質な「コタツ記事」を目指します。海外ニュースがメイン。

コロナ引きこもり生活、我が家の場合

f:id:UK9:20200413162145j:plain

judybackによるPixabayからの画像


コロナで世界が一変しておりますが、我が家の生活も変わりました。いつも海外記事のご紹介なんですが、このところコロナ疲れの私ですので、ちょっと気分を変えて我が家の状況をお話ししたいと思います。

 

そもそも私はフリーランス、夫は自営で、在宅勤務をずっと以前からしていまして、コロナで世間のリモートワークが始まる前とほぼお仕事的には同じです。変わったことと言えば夫の出張が全くなくなりました。前は月に1回ぐらいは数日~数週間で消えてくれてたんですが、今ずっと一緒。たまにどっか行ってくれると、ごはんも適当、子供にはお金を渡しコンビニでご飯を食べてもらって、私はおばさん友達と気兼ねなく飲みに行けてよかったんですが…。「亭主元気で留守がいい」がなくなりました。(ノд-。)クスン。

 

うちは子供2人の4人家族です。上は大学生でイギリスにいたんですが、あちらのコロナがかなり深刻になり、学校が校舎を閉鎖、オンライン授業に切り替わりました。外国人学生には帰国したければ帰ってよいという指示が出て、イギリス人のクラスメイトも続々と帰宅するなか、このまま独りぼっちで残るのは辛すぎということで、3月下旬に帰ってきました。日本政府が欧州からの帰国者にPCR検査を空港で義務付ける前のことでしたので、検査なしで入国。夫が空港まで車で迎えに行き自主的に2週間家で隔離生活を送りました。幸いにも感染してなかったようで元気です。

 

上の子供が住んでいたのはロンドンから遠い地方都市だったので当時はまだそんなに感染は広がっていなかったと思います。が、帰りの乗り換え地、ドバイ空港の検疫所がカオスだったとのこと。感染を恐れガスマスクとか防護服姿の人までおり、検疫エリアは押すな押すなの大行列だったらしいです。ソーシャルディスタンシング皆無。「あー、ここで感染するかも」、と本人が覚悟したそうです。幸いにもドバイからのフライトはほとんどだれもおらずで、席一列占領。到着した日本の空港もひっそりとしていたそうです。その数日後から欧米の状態が悪化してさらに帰国者が増えたようですので、早く帰らせて正解だったと思います。

 

下は高校生ですが、私立校のため比較的IT環境がよく、オンライン授業が始まりました。最初はグーグルフォームで出欠確認、あとは自習ね、みたいないい加減さだったのですが、最近はグーグルHangouts Meetなどを利用してのオンライン講義になっている模様。今日ゴミの日だったので、子供の部屋のゴミ箱のゴミ回収しようと勝手に部屋に入ったら「今、授業中」としかられてしまいました。おまけに、「あーっ、そこダメ、映ってる」と言われ、いきなりBBCインタビュー中にお子さんが部屋に乱入してきた大学教授の逆バージョンに(汗)。髪ぼさぼさのジャージ姿なのに先生に見られたかも…。明日からは時間割を確認することにします。

 

数学とか普通の授業はなんとかなってますが、体育や音楽なんかはやはり厳しいですよね。現在は、球技のルールを答えましょう、みたいな簡単なテストで終了しているとのことです。子供大喜び。ただ、みんなと会えないのは辛いみたいですね。夜中に友達とラインで大爆笑してることもあります。以前なら「うるさいーっ」と怒鳴るところなんですが、今はじっと耐えてます、私。

 

上の子のオンライン授業も始まるのですが、パフォーミングアーツの専攻なので、なんとダンスと歌があります。日本の狭い家でどーやって踊るんだ?しかも時差があるので、夜の授業。いきなり深夜に歌い出すとか踊り出すと、ご近所から苦情が来そうで密かに心配です。我々家族も歌で目が覚めそうだし。こんな不便なのにどうも学費は満額取られるみたいで、あーあ、まだ1学期だけならいいんですが、この先長くなると大学側に苦情が出るでしょうね。まあどこの国も同じ状況だと思いますが…。

 

早くどうにかしてもらいたい。世界のみんなが同じ気持ちでしょうけど…。普通の生活がいかにありがたかったか分かります。できるだけ早くいつもの生活に戻すためには、やはり家に閉じこもっているしかないですね。ということで、今日もおうちでがんばろう。