UK9報道部

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米大統領選トランプ vs バイデン。予想屋より当たる米大学教授が選んだのはどちら?

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Tibor Janosi MozesによるPixabayからの画像

米大統領選、11月ですね。トランプさんの再選があるかどうかなんですが、巷では隠れトランプもいるという噂もあり、案外2期目が来るかも説もありますね。個人的にはやめてほしいです。

 

で、アラン・リクトマンさんという大学教授をご存じでしょうか?この方アメリカン大学で歴史を教えているそうですが、1984年以来大統領選の勝者を当て続けている人なんです。リクトマン先生の今年の予想が出てます。

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結論から言いますと、先生の予想はバイデン氏勝利。先生は勝者決定のため、13のカテゴリーを分析しているそうです。見ているポイントは、候補者の全体像はもちろん、スキャンダル、社会的な不安、経済、政策変更なども含まれているそうです。もしも6つ以上のカテゴリーで候補者が制御不能と判断された場合は、落選と判断しているとのこと。

 

2016年の選挙では、トランプ当選を当てた人は少なかったのですが、今年は予測は難しくないとのこと。コロナ以前は、先生はトランプ氏が再選の軌道にあると思っていたそうですが、「国が直面する危機に対処するよりも、彼は言い繕うことができると考えてしまった」とトランプ氏の態度に言及し、再選はないとの判断です。コロナの扱いを間違えてしまったため、「短期的経済」、「長期的経済」、「広がった社会不安」という3つのカテゴリーで落第。さらに「中間選挙での敗北」、「自身の弾劾」、「軍事的成功の欠如」といった内容が足を引っ張り、2期目はバイデン氏に阻まれるとの予測です。

 

もっとも、トランプ氏は最近ではバイデン氏の認知機能について疑問を投げかけるという戦略に出ているようです。バイデン氏は77歳。記者の認知力テストを受けたかという質問に対しては、必要ないから受けてないと返していますが、当選すれば史上最高齢の大統領になる運びで、私的にはちょっと心配な気も。ただ、周りのブレーンやスタッフがしっかりしていれば、いけそうな気がしますね。

 

自分の認知テストは素晴らしい結果だったと声を大にして宣伝しているトランプ氏のほうも74歳ということで、年齢的には五十歩百歩かも…。また相手の認知機能を攻撃する戦略は、年配有権者を遠ざける可能性もあり、ちょっとヤバいのではという意見もメディアからは出ているようです。

 

オバマさんが当選したころはアメリカって若くてエネルギッシュな国というイメージだったんですが、今回は老々決選ということで、フレッシュ感ゼロ(笑)。まあ、リクトマン先生の予想が当たることを祈ります。