UK9報道部

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日本は伸びしろあり!自由貿易協定とチーズ市場

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Free-PhotosによるPixabayからの画像

突然ですがチーズ、大好きです。

特に赤ワインとバゲットとチーズの組み合わせ最高!これだけで延々飲めると思っている私です。あ~、今すぐ飲みたいっ。

 

さて、数日前にこんなツイートがありまして、世の中の皆さんもやはりチーズがお好きなんだということが分かりました。

朝日新聞のヨーロッパ総局長の国末さんという方のツイートです。で、その続きあり。

この投稿に、たくさんチーズ好きの方々からのコメントがついてまして、横から楽しく読ませていただきました。私はスティルトン、結構食べたことあります。イギリスで、「イギリス来たならスティルトン食べなさい」ということで、地元のチーズとして初めて勧められたのが20年ぐらい前でしょうか。もともとブルーチーズなどの臭い系熟成チーズが好きなほうなのでおいしく感じました。

 

シャープなチェダーチーズに青かびっていう感じでしょうか。無塩クラッカーとかに付けて食べるとおいしいですね。イギリスとブルーチーズという組み合わせが意外な気がしたんですが、実は国末さんも書かれているように、世界三大ブルーチーズの一つなんだそうです。

 

ウィキペディアによりますと、名前の由来はケンブリッジシャー(ガンダムのシャーじゃなくて。シャーは州のような自治体の単位です)のスティルトン村にあります。1730年にこの村で旅館を営む人が、レスターシャーの田舎の村にある農場を訪れ、ここで特徴的なブルーチーズを発見。自分の旅館でこれを独占販売する権利を手に入れ、このチーズを売り込んだということです。なので、生産はスティルトン村ではないんです。現在は、ダービーシャー、レスターシャー、ノッティンガムシャーで作られたものだけが、スティルトンという名称を使うことができるそうです。

 

日本ではあまりスティルトンは売ってないですね。東京なら結構あるのかもですが、私の住んでいる町では輸入品店で小さなこぎれいに包装されたものが売ってます。イギリスだと塊でどーんと出してくれてナイフで切り分けて食べますので、日本のはすごく小さくお上品に感じますが、お値段は結構しますね。私は実は自分で買うなら、ゴルゴンゾーラ派です(ごめん)。

 

で、日英通商交渉ではイギリスがスティルトンを買ってくれーっ、とプッシュしたのでまとまらなかったということです。固執した理由は、日本がEUとの協定で、チーズの関税を将来的にゼロにすると合意しており、イギリス側の担当者にEUと同等かそれ以上の条件を勝ち取りたいというプライドがあった感じですね。離脱して一人ぼっちでも気位は高いんでしょうか(ちょっと意地悪)。

 

ただ、日本のチーズ市場は欧州から注目されているのは事実のようです。2018年のAFPの記事によりますと、日本のチーズの消費は、2007年の27万9000トンから10年で33万8000トンまで増加。一人当たりの年間消費量は2.66キロで、フランスの27.2キロ、ドイツの24.7キロ、デンマークの28.1キロに比べると圧倒的に少ないです。伸びしろ十分!さらに国内消費の4分の3は、主にオセアニアからの輸入品であり、欧州産の関税が下がれば、質と価格で競争に参入できると思われます。

 

これまではワインのお供に欧州産のちょっとおいしいチーズを買う、という消費者(私のことでしょうか?)が中心ターゲットでしたが、価格が下がることにより、幅広い層の需要が見込まれるということです。日本はこれからチーズにとってはホットな市場になりそうですね。私は安くておいしいチーズ大歓迎です。コストコにいかなくても、ご近所でいろんなチーズが、たっぷり楽しめるようになればうれしい限りです。