UK9報道部

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コロナで転職。アマゾン倉庫で働かざるを得なかった人

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TumisuによるPixabayからの画像

11月もあと数日。1年早いなあ。

特に今年はコロナのおかげで、旅行も外食も控え、おうちに籠ることが多かったさみしい年でした。もともと在宅なので仕事のほうは変わりなく、子供らに搾り取られつつも、あまり使うこともなくなったのでちょっと懐具合はいい感じ。仕事がなくなった方々も多いなか、ありがたいことだと思います。

 

で、海の向こうアメリカでもコロナで仕事を失った人は多いようです。本日ご紹介の記事はこちら。

www.wsj.com

アマゾンの倉庫で働く女性のお話です。この方4月にアマゾンの倉庫労働者になりました。49歳、広告代理店で会計の仕事をしていたのですが、3月に解雇されたそうです。ホワイトカラーからブルーカラーへの転職ですが、この先経済が安定するのには時間がかかると読んだ彼女は、より確実にお金が入る仕事を選んだとのこと。

 

倉庫はウィスコンシン州のケノーシャというところにあり、その広さ9万3000平方メートル。調べたところ六本木ヒルズの敷地面積と同じぐらいです。広い…。彼女の仕事は箱積め前の商品の仕分けで、スタート時の時給は15ドル(約1560円)ということ。日本の感覚からすると高給な気もしますが、ビッグマック指数で行くと、アメリカは1個613円、日本は390円ですからね。アメリカ物価高し。加えて通勤手当も福利厚生もないですから、厳しそうです。

 

現在はクリスマスシーズンですので、超繁忙期です。週40時間労働から、現在は55時間に増えているということです。

 

記事によると、彼女の一日は、朝なんと3:15起床。お弁当を作って4:50に家を出て、約50キロの道のりを運転し5:30に会社到着です。マスクを着用し検温を受け職場に入り、5:45に持ち場に付きます。スクリーンに表示された情報に沿って商品を仕分け。約3メートルのエリアで1時間に数百のアイテムを箱から高い棚へと移動させていきます。任務は迅速に箱詰め作業に入れるように商品を正しく棚に載せていく、というこの一点のみだそうです。

 

途中20分の休憩があり、たばことスナックで一息つきます。飲み食いの時間以外はマスクを外すのは禁止で、テーブルも仕切りがあったり歩く場所も制限されているようです。感染対策は厳しそうですね。9:35には業務再開。

 

11:30からは30分のランチタイム。厳しいコロナ感染防止規則と倉庫内の騒音から逃れられる唯一の場所ということで、食事は自分の車の中で取ります。12:00に2つ目のシフトが開始され、もくもくと仕分けを続け14:45にまた20分の休憩。仕事はさらに続きます。

 

17:15に業務は終了し、持ち場の消毒を行った後帰宅。通常1日に仕分けるアイテムの数は2000個以上になるということ。アマゾンではモニタリングシステムがあり、労働者が1時間にいくつのアイテムを仕分けたり箱詰めしたりしたかを記録しているということで、作業中は気が抜けないようです。家に付くのは18:00頃。12時間後には次のシフトが始まるということでした。

 

やはりきつそうですね。日本のアマゾンもそんな感じでしょうか?わが子は夏の間クロネコヤマトの配送センターで仕分けのバイトをしていましたが、たしかに体力はいったけど、カロリー消費してダイエットになりお金ももらえてラッキーだったと喜んでました。期間の決まったバイトだからこんなお気楽なことが言えるのであって、これがずっと続くと思うと厳しいですね。

 

実はアマゾンの倉庫の仕事に関しては以前にこんな記事も書いています。

newsphere.jp

若い人でもきついのに、今、ご老人たちはどうなっているんだろうか?心配です。

 

コロナ禍ということもあり、オンラインショッピングは大変ありがたいのですが、格差社会に着実に貢献しているような気も…。来年コロナが収まったとしても、格差はさらに広がるものと思われます。