UK9報道部

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イギリス人、自由好きすぎ。頼むからがんばってよ。

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Pete LinforthによるPixabayからの画像

気が付くと、今日もう12月30日。きっと同じことブログに書いてる人山ほどいるとは思いますが、一応言っておきます。だって、本当に今年早かったんですもの。

 

世界は今もコロナ禍のなかに生きています。武漢から始まり、ダイヤモンド・プリンセス号、欧米での感染拡大、落ち着いたかと思ったら冬の第2-3波になだれ込み、コロナまみれの1年だったわけですが、その間にいろんなことが分かりましたね。

 

まず、私のブログでは初期に米CDCなどの「マスクは効果なし」という見解を掲載していましたが、これ間違いでした(涙)。

uk9.hatenablog.jp

 

今ではWHOもマスクしろ、っていってますもんね。日本やアジアの感染が少ないファクターXの一つではないかとも思います。

 

そしてダイヤモンド・プリンセス号でボコボコにされた日本でしたが、その経験から3密(蜜って誤字多いのがどうでもいいけど気になってますっ)などが感染拡大に関与していることが分かり、あっという間に世界で「その通り!」みたいな感じでもてはやされ、「何なんだ、この手のひら返しは…」と思うほど当たり前になりました。

 

ボコボコと言えば、中国も最初は発信源、しかも情報隠蔽等で「対岸の火事」だったころには世界から非難されていましたが、現在ではもっとも厳しいコロナ対策で感染を確実に抑え込んでおり、欧米よりよっぽどしっかりしていることが分かりました。

 

結局全体の幸せか、個人の幸せかの2択的状況になった場合、自由を愛しすぎる欧米人は後者を取ってしまうんだと私は考えます。今朝たまたま発見したスコットランド自治政府スタージョン首相の警戒を求めるツイートに対し、イギリス人のからこのようなコメントがついてました。

”Lockdown doesn’t work.  Masks don’t work ,you don’t wear one anyway.  Just let us live our own lives making our own decisions on what we are comfortable to do.”

訳しますと、

「ロックダウンは効き目なし。マスクも効き目なしで、どっちにしろ、あなたもしないでしょ。自分たちのすきなように決断する自分たちの生き方をさせてくれ」

みたいなことでしょうか。

 

コロナが広がっている現状でも、結構こういう人が多いと思いますね。閉塞感で自由にしたいという気持ちは分かるんですが、こういう人が絶対的に忘れているのが、「自分も社会の一員であり、社会に頼らなければ生きていけない」ということではないでしょうか?私は全体の幸せなのか、個人の幸せなのかと書きましたが、実は全体の幸せのなかに自分の幸せも含められていることに気づいない人が多いと思います。優等生見たいになっちゃいますが、一人一人が行動を変えて全体を守っていかない限り、社会から隔絶して生きていくことができない我々には、いつまでも日常は戻ってこないんです。

 

なんで私がイギリスにブーブーいうのかといいますと、実はうちの子供は今スコットランドの大学に行ってまして、年末年始もあちらで過ごしています。クリスマスは家をシェアしている人たちと数人の友人と一緒にクリスマスディナーを食べましたが、あとはやることなし。かぎ針編みを初めて、家に籠る暇な日々を何とか過ごしているそうです。学校も行けていたのですが、変異種が出てきて1月から再開は微妙とのこと。自分ががんばっていても、他の人々は相変わらずマスクなしだったり、人込みに出かけたりしており、これじゃいつまでたっても終わらない、結局この人たちはワクチンに頼るしかない、という感想を漏らしています。

 

イギリスですが、まずクリスマス前はこんな感じでした。ロックダウン前。

 ハロッズという有名デパートの付近、超密でマスクなし…。

 

そして変異株が出た後、スイスのホテルからイギリス人が大脱走っ。

news.livedoor.com

狭い部屋に閉じ込められていたため、気の毒という見解もありますが、掟破りです。しかも200人って、すごい(汗)。

 

コロナ前までは、私は欧米の文化や習慣など結構尊敬していたんです。イギリス人のねじれたジョークや、変に伝統を意識した考えとか面白いと感じていました。国民性なんかも、話してみるとなるほどで、共感できることも多かったですね。いまやそれもはてなマークです。人種差別とか民主主義の定義とか、いろいろ私のなかでいろんなものが崩れたなと…。全部の人がそうということではないですが。

 

ということで、子供にはとってもつらい日々を送らせているなあと思い、母さんは毎日日本で心配しています。ワクチンが行きわたるまでには時間がありますので、それまでなんとか、この自由が好きすぎて仕方がない人々のなかで、がんばってくれることを願います。