UK9報道部

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1週間だけ行ってきました。ロンドン旅行記⑥ ーウエストミンスター編ー

地下道の壁で見つけた絵。バンクシーとまではいかなかったけどおしゃれ。

女王のお葬式の翌日は、娘は朝からオーディションとのことで、先に出発。私はホテルをチェックアウトして荷物を預け、地下鉄でウエストミンスター方面へ。バッキンガム宮殿などがあるあたりで、ボンドストリートという駅で娘と待ち合わせしました。このころになると意外と地下鉄も慣れてきて、現地人ばりにサッサと歩けるようになりました。

 

せっかくだから、バッキンガム宮殿に行って、葬儀後の様子でも見てみようということになりまして、現地へ向かうと、なんとなく予想してたけど入場禁止でした…。で、手前のグリーンパークという公園を通り抜けたのですが、そこはもうあたり一面女王へのお花やプレゼントなんかで満ち満ちて大変なことになってました。

 

日本のニュースなどにも大きく取り上げられてましたね。

www.huffingtonpost.jp

 

大量の献花をどうするんだよ、という問いに、後日リサイクルやたい肥にしますから大丈夫、っていう記事だったんですが、私たちが見たところ、かなり状況は違いました。

私がとった写真はこちら。

ニュース記事では、出来るだけ包装は取り外して持ってきてという呼びかけをしていたとありますが、実情はラッピングはそのままなうえに、ガラスや金属の入れ物に入ったろうそくとかカード、写真や似顔絵、バルーンまで、全然たい肥化できないものだらけ!これが延々と広大な公園を埋め尽くしており、ものすごい大勢の人がやってきたんだなあと感心しつつも、お片付けをする側は顔曇ったんではないかと想像しました。

 

タクシー内で聞いたラジオニュースのコメンテーターが、「葬儀が終わってからも花を持って来る人がいるけど、迷惑になるからいい加減にやめろや」って憤慨していたのが印象的でした。結局どうなったのかは分かりませんが…、何はともあれ、歴史に残る女王の死は、国家的大イベントとして盛大に国民に弔われたことは事実です。

 

さてさて我々は高級なホテルやお店が並ぶ通りを経てソーホーへ。こちらはなんというか、チャイナタウンみたいなところがありまして、そこにチャイナではないアジア文化が混ざってなかなか面白い状況になってました(アジアの雑踏結構好き)。日本の化粧品を扱うお店があったのですが、娘が「ママ凄いもの見せるね」っていうんで入ってみたところ、日本のシャンプー発見。なんと、日本では1000円ちょいで売られているものが40ポンドもしてました。約6000円よ。これをぼったくりと呼ばずして何と呼ぶ!と思いましたが、40ポンドってきっと現地の給料もらっている人にしたらちょっと高いぐらいなのかもですね。

 

品揃えはなかなかのもので、ちっちゃなドラッグストアぐらいの商品はあったかも。ちなみにお店の人はみんな中国語をしゃべっていたので、日本人経営ではなかったようです。

 

遅めの昼食はマレーシア料理のお店に行きました。

maps.app.goo.gl

我が家は3年マレーシア、6年シンガポールに住んでいたので、マレーシア料理大好きなんですね~。シンガポール名物の海南チキンライスとマレーシア料理のナシレマをいただきました。前菜的に、ロティチャナイというクレープのようなものを注文。シンガポールではプラタというクレープみたいなのがありますが、よく似てます。ロティのほうがバターぽい味がします。カレー味のソースにつけて食べるとおいしく、ビールがいくらでも飲めそうです(さすがに昼飲みは自粛)。

 

お客さんはほとんどアジア系でした。みんな故郷の味が食べたくなるんでしょうね。ナイフとフォークではなく、スプーンとフォークというスタイルが私たちの東南アジア生活を思い出させてくれました。あ~、今度はシンガポールでたらふくローカルフード食べる旅行したい!

 

荷物を引き取りにウォータールー駅のホテルに戻り、われらはまたエリザベスラインの電車に揺られ、ヒースロー空港ターミナル4のホリデイインへ。この人ホリデイインばっかり泊ってる、と思われるかもですが、安くて便利なんですよ。特にここはターミナル直結で超便利。明日私は帰るので、娘も一緒に泊ってくれました。

 

で、最後にあれです。マイSOS。日本入国にはこの時点で3回ワクチン接種証明が必要で、それをこのアプリに取り込んで日本政府からのOKを貰って入国になるというシステムでした。面倒かなと思ったら、ものすごくさっぱり終了。登録後に画面が青か緑に変わればよいとのこと。明日の朝には結果が分かります。

 

さらにエアフランスのオンラインチェックインも同時にすませました。いや~、世の中最近なんでもスマホで解決ですね。高齢者は大変ですが、おばさんは便利な世の中でとってもよいと思います。

 

ロンドン旅行最後の夜は、またしても遅い昼食でお腹いっぱいでしたので、母は寝てしまいました。結局時差ボケ治らずでしたが、もう帰るから結果オーライ(笑)。明日は朝9時の飛行機なので、早起きです(時差ボケてるので絶対早起きするとこの時点で確信)。最終回に続く。