UK9報道部

良質な「コタツ記事」を目指します。海外ニュースがメイン。

1週間だけ行ってきました。ロンドン旅行記⑦ ー最終回帰国編ー

ついに帰国の日となりました。

思った通り早起きしちゃった…。携帯を見ると、しっかりマイSOSの画面も認証完了となっており、準備万端(前回、帰国前日の夜にマイSOSの登録をしたと書きましたが、実は朝にやっていたのだと今思い出しました。なぜならその認証済みの画面をエアフランスのオンラインチェックインの際にアップロードさせられたから。これによって、ヒースロー空港のエアラインのカウンターに行く必要もなくなったのでとても便利だったのです)。

 

朝6時過ぎにホテルの朝食を食べてチェックアウト。事前決済してあったので、鍵を専用ボックスに入れるだけですぐ出られるよ、と娘。おばさんなので、フロントデスクに行くものとばかり思ってたんですが、そうか、追加の支払いがなければそれでいいんですね。今度からそうしよっと。

 

ホテルはターミナル4にあったのですが、私の出発はターミナル3でしたので、地下鉄ピカデリーラインでターミナル間の移動となりました。この区間は無料で乗れます。ただし、自動改札なんでオイスターカードかタッチ決済可のクレジットカードがないと乗車できないシステムです。

 

ピカデリーラインのホームは大混雑してました。早朝で本数少ない&電車が遅れているということで、待っている人がホームに溜まっていたんですね。しかも国際線に乗る人が多いので、スーツケースなどの大荷物でさらに混雑。

 

ロンドンにはインド系の方がすごく多いのですが、よく彼らが山ほどの荷物を持って移動するのを目にします。スーツケース1人で3、4個ぐらいはざら。一体どうやって運んでいるんだといつも不思議に思ってました。「インド人って『引っ越しかよ』っていうぐらい荷物多いよね~。何買ってんだろう?」と冗談まじりに娘に言ったところ、「ママ、ダメだよ」と叱られてしまいました(涙)。

 

こういう発言は、人種差別に当たるとのこと。イギリスではいろんな人種の人がいるので、何気ない話をしてるつもりでも、人種にまつわるものは気を付けないといけないそうです。日本だと「差別と言葉」の問題に対しては、「言葉狩り」とか「悪意とは別」とか言って反論する場合も多々ありますね。私もポリコレの行き過ぎにはちょっと辟易するところはあるんですが、実際に多人種多民族(プラスLGBTQなども)になっているところでは、大きな摩擦を生む可能性も高く、「言わない、聞かない」が自分と社会を守るという考え方なのかもと思いました。

 

ちなみに私がインド人と思っていた人々は、実は南インドの別の国から来た人の可能性も高いとのこと。パキスタンバングラデシュスリランカとか、たくさん国はありますから。この辺も気を付けたほうがよいとのことでした。しばらく私の頭も鎖国になっていた気がして、勉強になりました。

 

無事ターミナル3到着で娘とビッグハグをしてお別れしました。次に会えるのは来年かな。ロンドンでがんばれ!!

 

そして母は、検査を受けて出国ゲートを無事通過。夫に頼まれたお土産のキャドバリー・チョコレートもしっかり購入しましたよ。ミルク感が高くて甘ーいので、私はあんまり好きではないのですが、イギリスではどこでもあります。明治のチョコみたいな立ち位置かな?私はゴディバとかお土産だったら高級品もらいたいです!

スーパーとかで買うといろんな種類があります。すべて甘ーい

行き同様、パリまで1時間のフライトで、その後乗り換えだったのですが、なんと乗り換え時間が1時間ちょっとしかなかったのでした。大丈夫かなと思っていたら、席に着くと後ろから私を呼ぶ声が。日本人の女性に「乗り換えが心配なのでパリについたら一緒にゲートまで行ってくれませんか?」とお願いされたのでした。

 

「私も結構頼りないのですが…」と前置きしつつ了承。しかし、着いてみれば一度通った経路のほぼ逆だったので問題なかったです。他にも日本人らしき人々もいたので、なんとなくその流れについていったら、無事ゲートに着きました。めでたし。

 

パリまでのフライトは多少混むかと覚悟していたのですが、なんと、パリから日本までのフライトは超満員。しかもほぼ皆さんノーマスク。日本人の人も結構そうだったかも。キャー、また頭の中をコロナ感染の恐怖がよぎりましたが、ここは腹をくくって(しかしマスクはつけたまま)搭乗。

 

私は通路側で、お隣は外国人の女の子。そのお隣は英語を話す体格のよい外国人の男性。前はスリーピースのスーツを着た日本人のおじさまでした。

 

隣の女の子は、英語のキンドルを読んでたんですがフランス語も理解してたので何人なのか分からず。マスクなしの彼女と歓談するのはためらわれたのですが、機内エンタメ画面用のリモコン(ひもが付いたやつ)のひもの引っ込め方が分からなくて苦労してたので、「いったんひもを全部ひっぱりだして、最後にくいっと強く引くとささーっとひもが引き込まれていく」というのを実演で示して教えてあげて、感謝されました(説明分かるかな?)

 

機内はヒューマンウォッチングには絶好の場なので、機内ビデオもつまらなかったこともあり、また人々の行動を観察して楽しむこととなりました(ホント、物好き)。

 

機内食の時間になると、女の子の隣のでかい男性がものすごい勢いでご飯を食べ出し、ミニボトルのワインをラッパ飲み(笑)。3分ぐらいで食べ終えていたので、すごいワイルドだなと横目で眺めていたのですが、女の子がその男性に「これ、よかったら食べます?」といって自分の機内食のカマンベールチーズをあげたんです。彼の体の大きさからして、絶対もっと食べたそうな感じは醸しだされてまして、嬉しそうに受け取ってました。2人は知り合いではなかったようです。

 

その後食事が終わると、彼は後ろのほうに行ってワイン(ラッパ飲み用)と個包装のチョコレートをがっつり持って帰ってきました。そして女の子に「はい」ってチョコレートを一つだけあげたんですね。ささやかな「お返し」だったみたい。なんか大男がちっちゃいチョコレートを差し出す姿に、心のなかでクスクスしてしまいました。人は見かけによらず。

 

しばらくすると、前のおじさまが上の棚を開けて自分の荷物を取り出しごそごそやり始めました。通路に立って荷造りに夢中なんで、トイレに向かう人々が交通渋滞。終わったかと思いきや、また思い出したように棚から荷物を降ろして荷造り。こんな感じを数回繰り返しておられ、一体この人は何してるんだとちょっとイラついてしまいました。

 

しかし、もっと先のほうを見るとさらに不審な人が!やせ型でおかっぱ。油じみた髪の毛がペタッとほっぺに貼りついた感じの日本人男性だったのですが、この人もやたら上の棚を開けるのです。しかも、ビールとかワインとかを自分の荷物に突っ込んでいる模様。もしかして、貧乏なんだろうか?パリ在住の食えない芸術家?とか妄想してしまいました。結局わかんなかったけど。

 

他にも医療従事者ばりにN95 マスクみたいなのずっと付けたお母さん(十何時間も息苦しさに耐えてすごい!)、やたらにカップルでトイレに行って通路側の日本人女性を困らせる外国人夫婦、ギャレーで世間話に盛り上がるめちゃくちゃRの発音が強い英語を話すアジア人の若者、など、枚挙にいとまがないフライトでありました(満足)。

 

そして、到着!空港では、マイSOSを見せて質問されるような場所が取られていましたが、私はほぼ問題なく通過。同じ飛行機で日本に来た外国人たちは、途中で皆さんで固まって入国の作業をしてたんで、団体のツアー客だったんだと思います。完全開国前とは言え、結構みんな日本旅行に来てたんだなと思いました。

 

入国審査も、マシンにパスポートかざすだけで通過。税関も、イギリスの子供に会ってきました~の一言で終了。もっと面倒な帰国になると思っていたので、期待外れのさっぱりぐあいに逆に驚いたぐらいでした。

 

空港に夫が迎えに来てくれてました。朝早かったのに申し訳ないね。サンキューです。

 

結局あれだけマスクなしの人々に暴露されてきた1週間でしたが、コロナを発症することもなく、旅は終了。時期的にも良かったのかもですね。振り返ると楽しい旅行でしたが、やっぱり日本最高ー!!町はきれいだしご飯おいしい。そして我が家最高!自分の枕で寝るのはやっぱり落ち着くのでした。

 

最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。それではまた。

 

1週間だけ行ってきました。ロンドン旅行記⑥ ーウエストミンスター編ー

地下道の壁で見つけた絵。バンクシーとまではいかなかったけどおしゃれ。

女王のお葬式の翌日は、娘は朝からオーディションとのことで、先に出発。私はホテルをチェックアウトして荷物を預け、地下鉄でウエストミンスター方面へ。バッキンガム宮殿などがあるあたりで、ボンドストリートという駅で娘と待ち合わせしました。このころになると意外と地下鉄も慣れてきて、現地人ばりにサッサと歩けるようになりました。

 

せっかくだから、バッキンガム宮殿に行って、葬儀後の様子でも見てみようということになりまして、現地へ向かうと、なんとなく予想してたけど入場禁止でした…。で、手前のグリーンパークという公園を通り抜けたのですが、そこはもうあたり一面女王へのお花やプレゼントなんかで満ち満ちて大変なことになってました。

 

日本のニュースなどにも大きく取り上げられてましたね。

www.huffingtonpost.jp

 

大量の献花をどうするんだよ、という問いに、後日リサイクルやたい肥にしますから大丈夫、っていう記事だったんですが、私たちが見たところ、かなり状況は違いました。

私がとった写真はこちら。

ニュース記事では、出来るだけ包装は取り外して持ってきてという呼びかけをしていたとありますが、実情はラッピングはそのままなうえに、ガラスや金属の入れ物に入ったろうそくとかカード、写真や似顔絵、バルーンまで、全然たい肥化できないものだらけ!これが延々と広大な公園を埋め尽くしており、ものすごい大勢の人がやってきたんだなあと感心しつつも、お片付けをする側は顔曇ったんではないかと想像しました。

 

タクシー内で聞いたラジオニュースのコメンテーターが、「葬儀が終わってからも花を持って来る人がいるけど、迷惑になるからいい加減にやめろや」って憤慨していたのが印象的でした。結局どうなったのかは分かりませんが…、何はともあれ、歴史に残る女王の死は、国家的大イベントとして盛大に国民に弔われたことは事実です。

 

さてさて我々は高級なホテルやお店が並ぶ通りを経てソーホーへ。こちらはなんというか、チャイナタウンみたいなところがありまして、そこにチャイナではないアジア文化が混ざってなかなか面白い状況になってました(アジアの雑踏結構好き)。日本の化粧品を扱うお店があったのですが、娘が「ママ凄いもの見せるね」っていうんで入ってみたところ、日本のシャンプー発見。なんと、日本では1000円ちょいで売られているものが40ポンドもしてました。約6000円よ。これをぼったくりと呼ばずして何と呼ぶ!と思いましたが、40ポンドってきっと現地の給料もらっている人にしたらちょっと高いぐらいなのかもですね。

 

品揃えはなかなかのもので、ちっちゃなドラッグストアぐらいの商品はあったかも。ちなみにお店の人はみんな中国語をしゃべっていたので、日本人経営ではなかったようです。

 

遅めの昼食はマレーシア料理のお店に行きました。

maps.app.goo.gl

我が家は3年マレーシア、6年シンガポールに住んでいたので、マレーシア料理大好きなんですね~。シンガポール名物の海南チキンライスとマレーシア料理のナシレマをいただきました。前菜的に、ロティチャナイというクレープのようなものを注文。シンガポールではプラタというクレープみたいなのがありますが、よく似てます。ロティのほうがバターぽい味がします。カレー味のソースにつけて食べるとおいしく、ビールがいくらでも飲めそうです(さすがに昼飲みは自粛)。

 

お客さんはほとんどアジア系でした。みんな故郷の味が食べたくなるんでしょうね。ナイフとフォークではなく、スプーンとフォークというスタイルが私たちの東南アジア生活を思い出させてくれました。あ~、今度はシンガポールでたらふくローカルフード食べる旅行したい!

 

荷物を引き取りにウォータールー駅のホテルに戻り、われらはまたエリザベスラインの電車に揺られ、ヒースロー空港ターミナル4のホリデイインへ。この人ホリデイインばっかり泊ってる、と思われるかもですが、安くて便利なんですよ。特にここはターミナル直結で超便利。明日私は帰るので、娘も一緒に泊ってくれました。

 

で、最後にあれです。マイSOS。日本入国にはこの時点で3回ワクチン接種証明が必要で、それをこのアプリに取り込んで日本政府からのOKを貰って入国になるというシステムでした。面倒かなと思ったら、ものすごくさっぱり終了。登録後に画面が青か緑に変わればよいとのこと。明日の朝には結果が分かります。

 

さらにエアフランスのオンラインチェックインも同時にすませました。いや~、世の中最近なんでもスマホで解決ですね。高齢者は大変ですが、おばさんは便利な世の中でとってもよいと思います。

 

ロンドン旅行最後の夜は、またしても遅い昼食でお腹いっぱいでしたので、母は寝てしまいました。結局時差ボケ治らずでしたが、もう帰るから結果オーライ(笑)。明日は朝9時の飛行機なので、早起きです(時差ボケてるので絶対早起きするとこの時点で確信)。最終回に続く。

1週間だけ行ってきました。ロンドン旅行記⑤ ー女王の国葬当日編ー

 

夕方変な時間に寝てしまった親子は、その後数回起きた後、各自ネットで遊んだりシャワーを浴びたりして、9時ごろにホテルの朝食へ。予約したとき朝食付きしかこのホテルは選べませんでした。私はあまり朝たくさん食べないので外のカフェに行くぐらいでよいのですが、普段から倹約生活をしてお腹を空かせている我が子は、食べ放題ということで、猛烈に楽しみだったようです(涙)。

 

だいたいイングリッシュブレックファストと同じ、ソーセージ、ベーコン、スクランブルエッグなんかと、パン。大陸欧州人のためのハム&チーズと生野菜、シリアルに果物なんかがありました。でも、卵は加工された卵液で作っているのであんまりおいしくないし、ベーコンもしょっぱくてカチカチだったかな。ワッフルが焼けるということでしたが、結構な待ち時間だったのでパスしました。

 

それでも娘は大喜び。お皿を山盛りにしていたので、母はミニクロワッサンにママレードを挟みながら、若いって素晴らしいと、イングリッシュソーセージをほおばる娘を眺めておりました。

 

この日はエリザベス女王国葬で、祝日。ホテルの窓から見る通りは歩く人も車も少なめ。観光地やお店もたくさん閉まってると言うことだったので、我々親子は今日はまったりとホテルで国葬中継TVでも見て過ごそうということに。朝から盛大&荘厳に行われていました。

 

日本のどでかいお葬式だと、スピーチとかお別れの言葉とか長々と続くんですが、イギリスの教会式だと讃美歌唄って聖書朗読、牧師の説教みたいなので非常に形式的で小一時間ぐらいで終わるようです。世界中からお客を呼んだわりにはさっぱりとしたものだと思いました。しかしはるばる来てこれで帰っちゃうのってもったいない気も。

 

私は日本の天皇ご夫妻が画面の片隅にでもでないかなとずっと見ていたんですが、確認できず。やはりバイデン大統領は映ったし、欧州の首脳、皇族なんかも見えましたね。席順的には旧植民地で作るコモンウェルスの代表のほうに配慮されていたということで、テレビでもアフリカなどの来賓が映されていました。天皇ご夫妻は、前から6列目ということだったんですが、それでも見えなかったなあ。アナウンサーに言及もされず残念。

 

これで終わりと思いきや、その後ロイヤルファミリーの行進みたいなのがあり、次の場所に行くとまた儀式があり…。やっぱトータルで長かったか。ということで途中でもうどうでもよくなってテレビ終了(笑)。歴史的行事をテレビとは言え現地で見たということに意義を見出したいと思います。

 

で、することなくなっちゃったので、娘と近所のお散歩に出ました。ウォータールー駅から見て東に進んで、途中カフェやレストランが並ぶおしゃれな通りを通過。こういうところは自分の店の前なのでお掃除するみたいで歩道はきれいでしたね。サザーク駅を越えてバラ・マーケットという市場に行ってみたのですが、案の定ほぼ閉まってました。普段は観光客の多いところで、マーケット内の小さなお店を見て回ったたりお茶したりできるようなんですが、まあ事情も事情なんでしょうがないかなと。ぽつぽつカフェが営業してましたが、ほとんど観光客でしたね。昼からワインを飲んだりしていたので大陸欧州人かな。

 

アジア系の人もちらほらいましたが、日本人ってほとんどいなかったです。コロナで行けないというのもあるんですが、数十年前なら必ず学生などがいっぱいいたんです。今は韓国や中国の学生ばっかりですね。国力衰退かいなとちょっと残念。ザ・シャードと呼ばれるガラス張りのランドマークを遠目から見て、またおしゃれカフェなどがある通りから住宅街を過ぎて、ホテルのほうへ戻るルートを取りました。連れて歩いてもらっただけなので、自分がどこにいるのか分からなかったです(後で地図で復習必要なタイプ)。ただ、ぶらぶら歩くの好きなので満足。

 

ところが、エレファント・アンド・キャッスル駅の近くに来た時事件発生!高架下みたいなところにたくさんゴミがたまっていて、そこに犬の糞みたいなのがあったんです。娘に「犬のうんちあるから踏まないようにね」っていったところ、「ぎゃ、ママこれ犬じゃなくて人の糞だよ」って言うんです。ひょえー。よく見ると、うんちを拭いた形跡のあるトイレットペーパーが散乱しておりまして、これも踏まないように歩かねば、で超ひやひやもんでした(汗)。

 

おしゃれ地帯からちょっといくと人糞が落ちているロンドンってこれまたすごいところだなと感想を述べた母。が、娘曰く、このあたりは昔から移民が多く住んでいて商店なんかを開いていた地域らしいのですが、政府の再開発で立ち退かされてしまったということ。周りに残っている住民もいるんでしょうね、大都市特有の光と影が混在する地域のようです。後日調べたらロンドンで治安が悪い地域・要注意エリアに入ってた(怖)。やっぱり荒れた地域なんですね。それにしても、トイレは家まで我慢しよう。

 

我が子も結構治安の微妙な地域に住んでいるんですが、職業柄低所得者なので、政府の金持ち優遇政策には批判的なんだそうです。道を歩きながら、「貧乏人を追い出して金持ちのための開発をするのは言語道断!金持ちはもっと税金を払うべきだ」と母に持論を述べていましたが、バス停に座っていたこれまた移民っぽい女性がそれを聞いて、ものすごく深くうなずいてました(娘はミュージカルやってるので声が大きい)。見知らぬ人から賛同を得てしまった我が子、おそるべし。

 

途中お茶でもということになり、なんとスタバへ。カフェラテをいただきましたが、コーヒーのまずいロンドンでは一番まともなお味でした。やはり世界的チェーン店ってある程度レベル揃えてるんですかね(でも日本のほうがおいしい)。こっちはショートサイズはないので、マグカップ一杯のコーヒーが飲み切れないほどでした。カフェなんで皆さんペチャクチャおしゃべり。ヒューマンウォッチャーとしては、気になるところです(立ち聞きも結構好き)。このころになると私もほぼマスクなしでも気にせず。しいて言えば、ドアに近い席に座るぐらいの配慮はしてましたが。人間って慣れるもんです。

 

夜。今日の夕飯は夫が払ってくれるということで、娘が選んだレストランへ。営業しているところはちゃんとありました、よかった。無国籍料理みたいなところで、アジア・アフリカ風にアレンジした西洋料理みたいなのが出てきました。まずメニューに書かれている料理名とか食材名が母には不明&読めないという難易度高。適当に頼んだんですが、ちょっと微妙なお料理もあり、まあまあだったかな。ビールは地元のクラフトビールでおいしかったです。

 

caravanrestaurants.co.uk

 

このレストラン、結構若い人が多くて、みんなワインとかシャンペンとかをボトルで入れて飲んでました。お金あるんだなあと、びっくり。給料高いのか、またはカード払いで値段忘れて飲んでいるのか、その辺は分かりませんが、やはり日本より景気はいいという印象でした。

 

帰りは娘がウーバーを呼んでくれてタクシーでホテルまで。運転手さんは、女王の葬儀の話を延々しゃべっておりましたね。今日はやっぱりその話しかすることないかも。明日はいよいよ最後のロンドン観光の日となります。⑥へ続く。

 

1週間だけ行ってきました。ロンドン旅行記④ ー芸術&名物編ー

コートールド・ギャラリーのゴッホ、耳を切った後の自画像

観劇後のホテルまでの道のり、夜の町に変化があることに気が付きました。昼間にやっていたお店の多くが閉店していましたが、その入り口あたりにホームレスの人がいっぱい寝てたんですね。夜になると結構寒いんですが、店の入り口スペースは風よけができるのかもです。

 

日本でもホームレスはいますが、店頭に堂々と寝床を設営するパターンはあまりないような…。観光客の多い通りなんで、朝お店の人が来るまでに撤収するんだとは思います。しかし私も含め街行く人は無視して通り過ぎ、ホームレスは視界のなかから消えてしまってるんですよね。華やかなロンドンで、格差みたいなものを感じました(真面目に)。

 

さてさて、翌日です。娘はどうせ疲れているだろうからと、昼食から待ち合わせをすることに決定。私はホテルをチェックアウトしたあと、すぐ近くのコートールド・ギャラリーという美術館に1人で行くことに決めました。この美術館は3年ほど改修工事をしていたとのことで、昨年秋に再オープンしています。改修中に、作品は日本にも来てたようですね。全くアート通ではないのですが、印象派の名画が見どころということだったので、行ってみよっかなと。

courtauld.ac.uk

 

ホームページを見たら、チケット予約できるようでした。そういえば、前に大きな美術館にいったら人数制限があり、飛び込みだと入れないみたいなこともあったので、予約しました(これが結構個人情報登録満載で面倒でした)。もしかしてすごい混んでて密だったらとちょっと不安に。まあいいか。

 

で、行ってみたところほぼ誰もいなかった(笑)。入口で予約したチケット(QRコードが送られてきた)をピッとやっていただき、とりあえず3階の印象派の展示室へ。そこまでの螺旋階段がなんか素敵でした~気分はヨーロピアン。入ると超デカい絵が数点飾られておりまして、誰のか分かんなかったけどすごかった(ものすごい知識ゼロ)。

 

しかし、そのあとが圧巻でしたね。名画のオンパレードでしたもん。マネ、セザンヌゴッホゴーギャンルノワール、そしてモネ、と「中学の美術の教科書で見た!」と叫びたくなるような豪華セレクションに、一人興奮してしまいました。

 

2階はルネッサンスっぽい肖像画がたくさん。1階はさらに古い宗教画ぽいの(キリストと王様がいっぱい)がありましたが、ざっと見て終了。やっぱり印象派が分かりやすかったので、再度3階へ戻って最後になめるように鑑賞しておきました(入場料の元を取る派)。

 

ロンドンにはこれまでも数回来てますが、ほぼ毎回おのぼりさんなので(夫や知り合いの言われるままに動いてた)、大英博物館とかナショナル・ギャラリーとか定番を見てきたんです。が、正直広すぎて「何見ても分かんなかった」&「どれ見ても似てる」的な絵の連続で疲れちゃいました。

 

ところが今回のスペース的にはこじんまりと、しかし「絵心」不足でも分かるエッセンスを凝縮した展示は、まさに私の求めていたものだったと思いましたね~。時間のない人でも充実感120%。専門的知識はないけど、土産話になるから名画見たい!という人は、ロンドン観光に来たらここだけ行ってください(笑)。

 

この後待望の昼飯!と思いきや、娘から約束の時間を1時間遅らせてくれとライン連絡が。なぬーっ、と母は怒りました。実は私、朝食の次にイギリスで好きなのがフィッシュアンドチップスなんです(早&安)。で、昨晩と今朝にかけて、今日から娘と宿泊予定のホテルがある、ウォータールー駅近辺のフィッシュアンドチップス店を探してそこで待ち合わせにしていたんですわ。この大イベントのために朝食抜きにしていたので空腹で立腹!

 

グーグル評価で★4つ半の名店を見つけ、レビューを読んだら「おいしいけどキャッシュオンリー」とカードしか持ってなかった人の苦情の嵐になってました(笑)。頑固おやじの店的な(勝手に想像)とってもそそるお店っ。わざわざ美術館に行く前に例の両替屋で日本円をポンドに替えて準備万端だったのに~。

 

しょうがないので、少し美術館の前をぶらぶらしてコーヒーでも飲もうと思ったんですが、昼になるとどこも結構密になっていたのでパス。フィッシュアンドチップス店には歩いていける距離だったので、グーグルマップを見ながらウォータールー駅のあるテムズ川の対岸に向け、橋を渡りました。

 

対岸の橋沿いは亡くなった女王の棺を見るために並ぶ人たちの列が見えました。翌日は国葬で、それまでにいかないとお目にかかれないので長蛇の列。これがもう連日ニュースになっておりまして、24時間以上待ちとかもあったようです。ビッグイベントに参加してる気分が、民衆を突き動かすんでしょうか(私は無理)。

 

ホテルで行列のルート地図を貰いました。トイレとか水飲み場とかも示されていて親切。

私は行列を横目に橋を通過。フィッシュアンドチップス店を見つけ、待ち合わせまであと30分弱もあったので道を渡ったところのバス停に腰を下ろして待ち行く人々を眺めていました。実はこれを自分で「ヒューマン・ウォッチング」と名付けていまして、見知らぬ人の行動を見るのが大好きなんですわ(注:ストーカーではない)。もう、「何があったの?」と尋ねたくなるほどほくそえんでる人とか、無心に鼻くそ掘ってる人とか、人間って本当に面白いですよね。この話してると延々語れるのでやめときます(笑)。

 

ヒューマンウォッチを満喫中に娘からさらに遅れるとの連絡。もう母は怒り心頭に達し、昼食は後にして集合場所をホテルに変更。だってもうチェックインできる時間になってたんですもん(涙)。

 

ホテルは駅近だったので、ロビーでソファに腰かけて娘を待つことに。娘、私を拝み倒しながら登場。ブーブー文句を言った後に、チェックインしてお部屋に入りました。前払いしてちょっとお安い料金だったヒルトンの部屋は広めできれいでした。

 

ところがアクシデント発生。娘が手を洗うといって洗面台を使ったところ、なんと排水栓がしっかりされており水が抜けないと。よくある金属の丸い栓で、普通蛇口周りに開け閉めするレバーがあったりするもんなんですが、どこにもないんですよね。ぐっと水栓部分を押してみたり、ほじくって見たりするんですが、どうにも動かない(汗)。フロントに電話して助けを求めましたが、全然来ないんで、仕方なくそのままにしてフィッシュアンドチップス店に行こうと部屋を出ました。

 

そしたらお掃除の方が別の部屋を掃除してたんで、その人に助けを求めたんです。英語あまり分からない感じの女性だったんで、「来て来てっ」と部屋まで呼んで、ここが開かないんですと指差しで伝えると、その人がクスっとして、人差し指で水栓の端を押すと、くるっと栓が回ったんです。なんと、コイン型の栓がくるくる回転して開閉するシステムだったんですね。横になってると閉まって縦にすると水が抜けていくという(説明難しいけど、分かるかな?)。予想外の展開に、思わず「わーっ」と歓声を上げた親子。お掃除の女性から、こぼれんばかりの笑顔をいただきました(めでたしめでたし)。こういう洗面台、今後もどっかで遭遇するかも。覚えておきたいですね。

 

そしてフィッシュアンドチップス店到着!さすがにもう飯時はとっくに過ぎていたので余裕で着席。こちらのお店でございます。

maps.app.goo.gl

フィッシュアンドチップスは、名前のまんま、揚げた魚にフライドポテト(チップス)がついたもので、大体どこ行っても食べられます。フィッシュは通常コッド(タラ)、ハドック(コダラ)、プレイス(カレイ)の3種類で、私はいつもコッドです。チップスは手でカットした短いサイズがよしとされてるらしいです。

 

やはりおいしいのを食べようと思ったら調べないとね。ただ、調べても失敗する場合もあるらしい。昔読んだツイートで、「地元の3世代続く名店に超楽しみにしていったら、『この数十年間いったい何やってたんだ』っていうぐらいまずかった」というのがあって、大爆笑したことを覚えています。

 

で、私が本日の名店で食べたのはこちら。

サイズ感がわかんないと思いますが、コッドは私の靴(23センチ)ぐらいの長さはありました。そしてチップスもてんこ盛り。朝食を抜いたわけが分かってもらえると思います。お味のほうですが、レビューがよかっただけあり、揚げたてで衣がサクっとして美味でした~。肉厚のお魚も臭みはゼロ。

ただ、ずっと食べてると飽きるんで、味が変えが必要。私は最初はお酢をたっぷりかけていただき、その後タルタルソース、最後にチップスにつけたケチャップの残りをつけて食べるという流れで魚だけは間食しましたが、芋はもう無理でした(娘も同じ)。唯一評価できなかったのは、チップスが冷凍だったこと。これはまあ、最近はしょうがないことかもですね。ちなみに現在では、このお店はカードOKに変わっていました。クチコミの怒りがちゃんと伝わったようです(◎)。

 

久々の本場フィッシュアンドチップスを食べ、超お腹いっぱいになった親子は、ホテルに戻ってゴロゴロすることに。しかし二人ともそのまんま眠くなり結局また夕飯を食べずに寝てしまったのでした。⑤に続く。

 

 

 

1週間だけ行ってきました。ロンドン旅行記③ ー朝食&観劇、そして両替編ー

もうすぐ使えなくなる女王の紙幣

ついに、この日が来ましたよ。

今日は娘のミュージカルを見に行く日なのでした。こやつがミュージカルスターになる夢を見て、舞台芸術系のスコットランドの大学を卒業したのが2年前。ところが、最後の年はコロナの蔓延で卒業公演もオンラインとなり、母は見に行くことができませんでした(超悲)。卒業式もなくそのまんまロンドンに出て、果たして仕事が来るのだろうかと家族みんなで心配しましたよ。でもちょこちょこ舞台の仕事も来て、役が来ないときはバイトして。ラグビー場のレストランのウェイトレスがチップ最高だったそうですが、なんとか生活できていたようです(涙)。

 

で、やっと来た今回のお仕事は、なんと準主役!でも実は2人芝居だったので、主役「じゃないほう」でした(笑)。最終日の夜の公演のチケットを取ってもらっていたのですが、母はせっかく来たのだからと、昼のマチネのチケットも買っちゃいましたよ。

 

で、その前に娘とブランチに行きました。時差ボケでほとんど夕食パスだったので、なんかおいしいもの食べたいなと思って。実は、私が一番イギリスで好きなのは朝食です!イングリッシュ・ブレックスファストというやつね。ベーコンやソーセージに焼いたトマトやキノコ、ベイクドビーンズや卵がついてトーストと一緒に食べるやつです。

 

イギリスは世界屈指の「めしマズ大国」として不動の地位を確立してきましたが、近年(というかEUに入ってからかな?)は移民の皆さんが持ち込んだおいしい料理によって、ガッカリ料理が減っているようです。イタリアンやインド料理などはかなりおいしいので、イギリス料理を食べる必要がなくなってしまったのですが、朝食だけはたまに食べたくなる私。下手に料理しないで素材を生かしているところがよいのでした。つまり他のイギリス料理は素材を殺しているということでもあります(笑)。

 

ただその朝食も、北米、オーストラリア系のアボカドトーストやエッグベネディクトを出すおしゃれ勢に浸食されておりまして、ビルズとか日本にもあるチェーン店なんかも人気のようです。だいたいブランチでおしゃれ朝食はいただくことができまして、今回はすんません、脱イングリッシュ・ブレックファストっ!ホテル近くのコベントガーデンのこのお店に連れてってもらいました~。

 

www.theblackpenny.com

着いたとたんに結構並んでましたね。皆さんすごい団体さんでほぼ観光客だったと思います。めっちゃ待つかも、と思っていたら、お店の人から「角のカウンターに2席空いてるけどどう?」とお声がかかりました。どうも団体さんたちはみんなでお外のテーブル席が希望だったみたいで、ラッキーにも我々は着いて5分ぐらいでお席をゲットできたのでした!母は若干屋内の換気が心配だったのですが(こだわるなぁ)、「ええい、もう今感染しても今夜のショーまでには発症しない!」と思い、店内へ。

 

でいただいたのがこちらです。

私のはサワー種のパン、スモークサーモンとハーブ入りのスクランブルエッグ添え。気分はニューヨーク(違)。

 

娘のは肉系モリモリにポーチドエッグとトマトのロースト。このトマト貰ったんだけど、フルーツトマトよりも甘くておいしかったです。

 

手絞りのオレンジジュースも頼んだのですが、ストローは紙製でした。やっぱおしゃれはサステイナブル(でも果肉がつまって吸いにくかったぜ)。カフェラテはまずまずでしたね。ちゃんとラテアートも施されていました。

 

お腹がいっぱいになったところで、娘は劇場入り。私は両替所に向かいました。日本の空港でキャッシュを両替できなかったとは言え、この時点でイギリスはほぼキャッシュレスで行けることが分かってたんですけどね。じゃ、なんで両替行くのよ、と皆さんつっこみたいところでしょうか。実は私、以前から持っていた香港ドルがありまして、この円安のときに有効利用したいと思っていたのでした。たったの200香港ドルでしたが、多分この先香港はいかないだろうから換金!

 

両替所は、ホテル界隈では一番レートがいいと評判のお店へ。少額なんでさっと変えてくれると思いきや、4、5組ならんでおりました。ちょっと待ってたんですが、なかなか今両替している人が終わらない。なんかめんどくさい国の人だったんでしょうか?両替所のおじさんが電話かけて長々とやっているわけですよ。なんで、また後で出直そうと思い撤退。

 

そしてマチネの時間に!始まるギリギリに行ったところなんとほぼ満席でした。ここでもノーマスク軍団のなか私だけマスク。左隣のちょっと太めの男性がハーハー濃い呼吸をしていて怖かったですが、ぶっちゃけもうここまで来たら打つ手なしなので、この人が健康であることを神に祈りました(成長した私)。

 

開演。小さな劇場でしたが、オーケストラも舞台裏に設置され、なかなか素敵なセッティングでした。主役の女の子がドーンと歌をかまして、その後娘登場。セリフで笑いもとり、歌も歌い、よく頑張りました。右隣の女性は感極まって泣いてました(後で聞いたら、作品のライターさんの彼女だったそう)。母も久々に感動&ホッとしました~。

 

昼の部終了後はお外で娘と合流し裏方さんや主役の子などとちょこっと歓談(皆いい人たちだったので、安心)。娘とタイ料理のファーストフード店で早めの夕食をして別れ、再度両替にトライしました。今度は誰もいなかったので、「ポンドに交換して」と言って香港ドルを出しました。そしたら両替所のおじさんがものすごく怪訝な顔で「何にしたいの?」って言ってくるんですよ。「ポンドでお願い」って言ったらまたぶつぶつ言ってるんで、私の英語も通じなくなったのかと一人悲しい気分に。

 

ところがおじさんが「あっ」と言った後に、アジア系の若者がキャッシュとレシートを掴んだ状態で両替所に飛び込んできました。そしたらおじさんが「ああ、これあんたのか」と言って、若者に向かって20ポンド札をひらひらさせたんですわ。ん?これって何?

 

読んでる方もわけわかんないと思うので説明。実は両替所のカウンターにはスライド式の箱みたいなのがつけられてて、そこに客は現金を突っ込んでおじさんのほうに箱をスライドさせるシステムなんです。ところが、私が香港ドルを突っ込む前に、アジア系の若者が換金した後に取り忘れた20ポンド札が残っていたようなのです。だから、私の香港ドルの奥に20ポンド札があって、私がそれを箱に入れたとおじさんは勘違いしたんですわ。ポンド出しておいてポンドに換金してくれと頼むこのアジアのおばさん、何言ってるんだと思ったわけですね。なるほど。

 

結局おじさんが若者に「この女性のおかげで助かったぞ」みたいなことを言って20ポンド札を渡し、若者も「ああ」みたいな感じでさっぱりと去っていきました。で、その後私は無事換金を完了。なんかめんどくさい話でしたが、これも旅のエピソードと思い許しました(寛大)。

 

さて劇場は夜の部に。またもや昼を上回る観客すし詰め状態でしたが、もう知らん(キモ座ってきたぜ)。ダブルキャストなので夜の部は別の主役だったのですが、この人は超ド級に歌がうまかったです。娘も引きずられたのか夜のほうが上手だったかも。最後はみなさん花束投げ込みのスタンディングオベーションで終了。来てよかった、ホント。

 

我が子ネタの自己満足が続くのは何なので、ミュージカルの情報とかはここではパスらせていただきます。写真1枚貼っておくので、興味ある方はググってくださいな。


娘は最終公演を終えて、打ち上げに。母は夜風を感じながらホテルに戻りました。④に続く。

 

 

 

1週間だけ行ってきました。ロンドン旅行記② ー物価高編ー

 

ロンドンのブロードウェイ、ウエストエンドの劇場

娘の舞台を見るためだけにロンドンにやってきた私です。

到着翌日の朝、結局ほぼ寝られず時差ボケ。だけど脳内はちょっと興奮状態でしたので、がばっと起き上がりました。食欲もなかったので、機内食に付いていて、捨てるのもったいないと思ってカバンに放り込んでいたカステラをとりあえずいただき、ホテルをチェックアウト。またまた市バスで空港のセントラル・バスステーションに戻りました。ここで娘と合流予定。

 

このバスターミナルには、イギリス国内を走る長距離バスも出ているため、旅行者でいっぱいでした。欧州、南アジア系の方々が多いようです。ここでもすっかりコロナは終わっていましたね。混雑していたので、私は屋外で娘を待っていたのですが、喫煙所の近くだったため、ものすごく煙が臭かったです。欧州、たばこの値段は高くても、吸う人はやっぱり吸いますね。

 

娘登場。久々の再開にビッグハグをした後、ロンドンまでの電車に乗るため駅を目指しました。ここでまた節約情報(ケチだなww)。実はヒースローからロンドンのパディントン駅まで、「ヒースローエクスプレス」という「ロンドンに15分で着いちゃう」が売り物の列車が走っていますが、これがまた25ポンド(約4,000円)とお高い!同じホームに止まるエリザベスラインという地下鉄(だけどほぼ地上を走っている気がします)を利用すれば、11ポンドぐらいで行けます。お時間は30分ぐらいですが、十分許容範囲ではないかと。より節約したい方はピカデリーラインという古い地下鉄路線を使えばさらに半額ぐらいになるそうです。ただし1時間ぐらいかかります。

 

で、パディントン駅到着。ここでベーカールーという地下鉄線に乗り換えて、チャリング・クロス駅を目指しました。娘が出演する劇場がThe Strandという観光客いっぱいの通り沿いにありまして、夜のショーを見てからひとりで帰るのはやや不安だったので、劇場に近い「ストランド・パレス」というホテルを予約していたのでした。このエリアはチャリング・クロスだけでなく、コベントガーデンなどにも近い非常に便利なところです。

 

しかしホテルは劇高でした~。1泊シングルで約3万5,000円也。2泊で7万以上取られた…。パレスと付くので豪華と思いきや、ものすごい小部屋でまさかのミニマム設備でした。チェックインして娘と部屋に入ったのですが、娘が「ママ、トイレ貸して」といってバスルームに入っていったものの、部屋との仕切りにドアがなく、やってるところが母から丸見えという…。ここでコスト削減するんかいっ、と突っ込みたい気持ちでしたが、まあ、一人で宿泊を前提にしているので、ドアなくてもね、ということみたいです。

 

ロンドンのホテルは、ビル感漂う日本のピカピカホテルを想像してはいかんですね。外観は伝統的な古い建築で素敵ですが、部屋は内装を新しくしているとは言え、やっぱりガタガタ感が強し。ちなみに防音もされてないようで、お隣の会話がダダ漏れでした(両親と子供一人だったみたい、ワハっ)。物価の高いロンドンのホテル代は純粋に場所代だと納得いたしました~。

 

しかし良かったのは、航空券を取ってからすぐにオンラインサイトでホテルを予約していたこと!そうです、たまたま私の旅行中にエリザベス女王国葬が重なりまして、予約が遅れていたらホテル代がさらにインフレ増し増し価格になっていたはずでした(怖)。葬式見るためにロンドンに来る観光客もいるはずってニュースで言ってましたので、中心部のホテルで1泊3万台だったら御の字だったかも。さらに円安も気になってましたね。すごい勢いで加速してましたので。このホテルは当日支払いしかダメだったのですが、ほかのホテルはすべて事前に円で払っていたので、そこも良かったと思います。あー、もう、私今回はグッドジョブ。自分で自分を褒めてあげたいっ。

 

お腹も減ってきたので、遅めの昼食へ。出かけたのが、ここ。

mockitchen.co.uk

ベトナム料理のお店でした。なんかさっぱりしたものが食べたかったので、ベトナムの汁そばフォーを食べることに。

こういう感じのメニューでしたが、ランチに間に合ったので、春巻き付きのフォー・セットをいただきました。お味ですが、うーん、まあまあかな。お汁にマギーブイヨン味が強かったのと、牛肉が硬かったのがマイナスです。日本のように薄切り肉がないためか、でかい肉を切ったようで骨も一緒についてきてました。盛りは写真よりかなり少なめ。セットの春巻きもとっても小さく、全体的に日本人サイズだったかも。

 

しかし驚いたのがお値段です。この麵セットにソフトドリンクをつけて、2人で39.6ポンド。ビザカードの請求では6,699円となっておりましたがな!(急に関西弁)。うわさには聞いていましたが、デフレ日本で暮らしていると海外のレストランの食事が超高く感じますね。日本なら一人1,000~1,500円でおつりがくるレベルの食べ物だったので、ぼったくられた感がありました。ちなみに、サービス料12.5%も加算されていました。値段にうるさい皆さまはレシートをもらうことがお薦めです(黙ってるとくれないときが多いです)。

 

なんか私の貧乏くささを露呈するようなブログ内容になっておりますが(恥)、実際値段に関しては驚くことだらけでした。日本が他と比べて安すぎるだけなんでしょうが(くすん)。

 

この日は夕方から娘はお仕事に。私は眠くなって娘を見送ったあと、寝てしまいました。起きたら夜の9時半だったので、またそのまま寝ることに。明日は娘の舞台を見に行きます。③へ続く。

1週間だけ行ってきました。ロンドン旅行記①

実は、9月15日から22日までロンドンに行ってきました。家庭の事情で(笑)。

というと意味深ですが、うちの子供があっちで女優になりまして、舞台でいいお仕事をいただいたので、ママぜひ来てほしいと。

 

ええーっ、ママ初老だし、コロナまじで怖い(汗汗)。しかもマスクもソーシャルディスタンスもないロンドン行くなんて絶賛感染推奨キャンペーンに参加するも同然ではないですか。悩みましたよ。でもよくよく考えると日本でもコロナはすっかり広がってるしなぁ。冷静にデータを調べると、死者数ではイギリスより日本のほうが多いので、多分感染はかなり収まってる感じ(感染者数はイギリスはもう調べてないので、死者数で判断してみました)。この調子だといつまでたっても行くタイミングもつかめないし…。そうだなあ、もう娘の晴れ舞台を見られたらコロナで死んでもいいかも、などと極端すぎる結論に達しまして、ついにこの機会に行くことに決めました。

 

さらに後押ししたのは、突然安いエールフランスの航空券を発見したことです。最初に航空券をチェックしたときは、国内航空会社はもちろん、エミレーツフィンエアーなど比較的お安いと思われていた航空会社まで、燃油サーチャージの高騰でエコノミーでもほぼ50万ぐらい…。さすがにこれは散財過ぎると断念していたのでした。

 

しかし、エールフランスさんのおかげで20万ちょいで行けることが分かり、出発まであと10日ほどだったので、大慌てで深夜にオンライン予約開始。ところが、支払いの段階で3Dセキュアという認証システムのパスワードをすっかり忘れて適当に試したため、カード会社にブロックされてしまいました。何度やり直しても支払いに進めず(涙)。バカだな…。

 

ということで翌朝エールフランスに電話。すごく感じのいい方が出てきて、事情を話すと「あ、3つぐらい予約入れられてますね。いらないの消しておきます」と予約を取り直してくれ、ダメな客にもテキパキと神対応。さらにカード会社にブロック解除をお願いするようにという指示を受け、カード会社に電話。利用金額が大きく海外サイトへのアクセスだったので不審なトランズアクションと認定されてたらしいです(悲)。誤解も解けて午前中のうちにカード復活。無事航空券購入の運びとなったのでした。最近のコールセンターの方は有能です。ありがとうございました、ホント。

 

そのあと、オンラインブッキングサイトでホテル予約をしました。これ我ながら非常に賢かったのです。その理由は後ほど。

 

渡航日到来。ヒースロー空港では預入荷物が出てこないというニュースを聞いたので、今回はできるだけ空港でのトラブルを避けるため機内持ち込みサイズの旦那のスーツケースを借りて、荷物ミニマムで出かけました。オンラインチェックインしたので、空港のカウンターに行く必要もなかったです。

 

海外旅行も3年ぶりでしたので、出国手続きが顔認証ゲートになっていて、パスポートにハンコもいらないという事実に驚きました。ボディチェックもカプセルみたいなのに入ってサーっと機械がスキャン、みたいな以前オランダでやったやつに変わってましたね。東京五輪のためのだったのでしょうか。なにはともあれ便利は良いこと。

 

しかしがっくりしたのは、出国後の空港内ではお店がほぼやっておらず、両替所も閉鎖されていたこと。現金を少しだけ持っていたほうがよいと思っていたのですが、変えることができないのであきらめました。

 

行きの飛行機はまあまあ混んでまして、私の隣にはだれもいなかったのですが、結構フランス人が乗ってましたね。この時は日本滞在ではなく、どっか行って乗り換えで日本を経由した人たちなのかなと思っていました(のちに真相判明)。

 

外国人の方は機内でほぼノーマスク。ただし日本人に加え、日本に住んでいると思われる外国人の方々はみなマスクでした。この違いがなかなか面白かったです。機内アナウンスではマスク推奨と言ってましたが、判断は各自にお任せしますということでした。そう言われると…しないんでしょうね(笑)。私は食事以外はずっとマスクしてびびっておりました(小心者)。

 

ウクライナでの戦争でロシア上空が通れないため、アラスカ方面から北極圏を通るルートだったのですが、15時間ほどかかって長かった~。お尻が途中で痛くなりましたがしゃーなしと。機内エンターテイメントを見てる人も多かったですが、私の席のタッチスクリーンは押せども押せども反応が悪く、いやになって諦めました。機材は777-300というやつで、古かったんですかね。とにかく睡眠をと思いましたが、座った状態でほぼ寝られなかったです。

 

やっとパリに到着し、ロンドン行きの飛行機に乗り換えとなりました。待ち時間は2時間ちょいぐらいだったので良いほうではないかと。空港のボディチェックで、ジッパー付きのパーカーを着ていたら、「ジャケット脱げ」としかられ、うーん、パーカーはジャケットなんだと理解。娘に後で聞いたところ、ジッパーついてるもの=ジャケットが正解とのことでした。英語のお勉強をフランス人にさせられてしまった…不本意

 

ロンドン行きの飛行機は超絶満員。ほぼノーマスクのおしゃべり欧州人たちに囲まれ、ここでも日本のおばさんはマスクをしたまま疲れた体に緊張をにじませていたのでした。1時間ほどのフライトでしたが、「もしコロナにかかるとすればココだわ」と悲観的。もう外国の方=コロナと考える癖が染みついていた私です。鎖国って怖い。

 

ガチガチのままロンドン到着。入国時には書類の記入もなく、イギリス人と同じ顔認証ゲートを日本人は通れることになっているので、そこをするっと通過して外へ(ありがたい)。荷物は預けていなかったので、すぐホテルを目指すことができました。

 

で、今回は夜9時20分到着の飛行機だったため、空港ホテルで一泊することにしていました。ターミナル3に近いホリデイインを予約してましたが、イギリス旅行で空港ホテルを使う皆さんに一つアドバイス(ここでかなり威張る)。ヒースロー空港では、各ホテルの無料シャトルは運航しておらず、ホテル・ホッパーという全ホテル共通のシャトルだけになります(空港の混雑解消のためらしい)。これが往復11ポンド(約1800円)もして高い!ものすごい利権の絡む臭いがしますよ~。なので乗っちゃダメっ。

 

代わりにロンドンの赤い二階建ての市バスの利用がおすすめです。セントラル・バスステーションというバスターミナルまで行くと、数分間隔で市バスが出ており、私のホテルの最寄りのバス停には5分ほどで到着。お値段280円ほどでした。今ロンドンの公共交通機関では、コンタクトレスのクレカ利用でチケットなし「ピッとかざす」乗車が可能。SUICAのようなオイスターカードという交通系カードもあるんですが、買う必要ないです。ホッパーだといろいろホテルを回るので時間がかかるうえに、夜は1時間1本ぐらいしか出ていないので市バスが絶対的に速いです。

 

空港の表示はめちゃくちゃ分かりやすいので、バスターミナルへは問題なくたどり着けました。バス停は多くのホテルが並ぶ大通り沿いになるので、降りたあとも徒歩数分でホテルに着きます。事前にグーグルマップでヒースローからホテルまでの経路をチェックしておけば、乗るバスの番号も教えてくれるので土地勘がない外国人でも楽勝。現地で携帯が使えるよう日本でシムカードを買って入れておけば、リアルタイムで移動中に現在地が分かるのでさらに安心です。ただし、市バスはローカル民で激込みしてますので、ソーシャルディスタンシング命の方はパスしたほうがいいかも。

 

ホテルにつくと、シャワーをして、ベッドにもぐりこみました。結局3時間ぐらいしか寝られませんでしたが、横になれたのは良かった。明日は娘と朝空港で待ち合わせです。②へ続く。