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妻と父の病気、弟との不仲… 王室の危機で、ウィリアム皇太子大丈夫?

Jhoan CordobaによるPixabayからの画像

今日は王室ネタいきます!

キャサリン妃の手術で、しばらく公務を離れていたウィリアム皇太子が、公務に復帰しました。現在、父チャールズ国王ががんであることを発表し、表に出る公務を制限しているため、皇太子の負担は増えそうなんですが、家族の一大事にも関わらず、弟のハリー王子との不仲は続いているとされ、後継ぎとして試練のときを迎えているようです。

 

まず、父のがん発覚でウィリアム皇太子はすでにこれまで以上の職務を担うことになりそうですが、現状は他の王族とともに王室の国務参事官という王の公務を代行できる地位についています。ですが、英iニュースによれば、王位継承者たる皇太子はより中心的な役割を果たすべきだという意見もあり、いっそのこと摂政になられてはという話もあるんだそうです。

 

1937年に摂政法というのがイギリスで制定されており、君主が永続的に機能しなくなった場合は、王位継承者が摂政として行動できるそうなんですが、チャールズ国王の場合、復帰の可能性もあるため、今のところウィリアム皇太子は摂政にはなれず。ですが、法を見直して今後摂政になれるようにすべきという声があるそうです。

inews.co.uk

 

 

さらにダイアナ妃の元執事が、チャールズ国王が退位を計画しており、10年後にウィリアム皇太子に王位を譲るつもりだという話をしており、王室ウォッチャーも、「それあり!」なんて言っているそうです。なんだか着々と皇太子をリーダーにする話に世間の関心が向いているような感じもあります。

www.geo.tv

 

ところが、ウィリアム王子のほうは、手術を終えたばかりのキャサリン妃のことが心配ですので、あまり公務を増やしたくないというのが正直なところみたいですね。加えて、不仲だとされる弟のハリー王子が父の病気を聞いていきなり帰国。王室専門家のなかには、王の入院のときは沈黙を保っていたカリフォルニア勢だったのに、今回はここぞとばかりにスポットライトを浴びるために、ハリー王子が帰国したという辛辣な意見も出ています。

www.thenews.com.pk

 

チャールズ国王は、家族の一大事のタイミングであるからこそ、ハリー王子と和解したがっていると伝えられていますが、皇太子は帰国した弟とは合わず。やはりこれまでのハリー王子の王室への態度から、不信感はぬぐえていないそうです。最近静かになったハリー&メーガン問題が、別の形で再燃しそうな感じです。

 

なんだかプレッシャーばかりかかって厳しい状況の皇太子ですが、王室ウォッチャーのリチャード・フィッツウィリアムズ氏は、皇太子は能力があり自分がすべきことをよく知っている指摘。健康で経験もあり知的な皇太子だけに、しっかり対応できることに疑いはないとしております。

www.independent.co.uk

 

実は英王室ってスリム化を目指して、少ない王族で公務や活動をやる予定だったのですよね。病気のメンバーが二人も出てしまい、痛恨のミスだったかもしれません。エリザベス女王時代は家族の問題もあれど盤石の体制だっただけに、王室ファンはやきもきしていることでしょう。

 

Xで発見したんですが、この写真、とってもかわいい父と子ですよね。早く2人で楽しそうな写真をまた撮っていただきたいな。

 

King Charles has his loyal son Prince William to get him through his cancer treatment. All of William’s mentoring from Queen Elizabeth II has him well prepared to handle the Monarchy while his father recovers ❤️‍🩹 pic.twitter.com/wcA5748AJT