UK9報道部

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ベーコンまで出来てた!培養肉、食卓にまた一歩近づく。

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Jörg HusemannによるPixabayからの画像

培養肉をご存じでしょうか?

家畜の細胞から作られた研究室出身のお肉のことなんですが、結構前から記事にしていまして、ここ数年でさらに進歩しています。最近の記事をどうぞ。

newsphere.jp

これまでも牛豚鶏と、様々な培養肉が登場してきたのですが、中でも肉の脂肪の感じを出すのが難しかったようです。ところが、最近本格的なのが登場したようです。それはこちら。

www.forbes.com

培養肉のベーコンです。ミッション・バーンズという会社が作っているのですが、テイスティングコンサルタントという名目で、この「ミッション・ベーコン」を試食してくれる人を50~100人探しているとのこと。現在市場にはまだ培養肉は流通していないので、非常にレアな機会になるということです。試食者に選ばれると味の評価などをすると同時に、問題が起こった際の「権利放棄」にサインを求められるということです。製品自体はまだ食品としての認可を受けていないため、このあたりはちょっと怖い。

 

8月中旬から、サンフランシスコのベイエリアの有名レストランが「ミッション・ベーコン」を使った料理を試食者に提供するとのこと。残念ながらコロナの影響で店内試食は難しいようで、持ち帰りか外のスペースでの提供になるということです。もっともレシピの考案はミッション・バーンズの商品開発ディレクターということで、レストランは料理して出すだけみたいですね。

 

通常の培養肉は、動物の筋細胞を筋細胞用培地(栄養を供給し、生育環境を提供するもの)を使って育てるのですが、これが大変お高いんだそうです。しかしミッション・ベーコンは豚の細胞を取り出して、高価な培地を使わず栄養と砂糖を与えて脂肪がたっぷりつくまで育てるとのこと。脂肪細胞を作るほうが安くて簡単らしいです。この辺の説明、理系じゃないので間違っているかも(汗)。

 

世界には数十社の培養肉を開発する企業があるということですが、ミッション・ベーコンはかなり市場に近づいてきたようです。8月の試食でまた一歩商業化に近づくわけですが、いつお店の棚に並ぶかはまだわからないということです。国の規制とか解決すべき問題もたくさんありそうですもんね。

 

私は動物を殺さないでおいしい肉が食べれるという点では大歓迎ですが、やはり未知の食べ物ということで試食にも引き気味です、今のところ。でも数年後にはみんな普通に食べていて、本物の肉のほうが超貴重品になっていたりするかもしれませんね。科学の進歩はまだまだ続きそうです。