UK9報道部

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財団、子供、資産。ビル・ゲイツ夫妻離婚で調べてみました。

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”歴史上、イノベーションがこれほど多くのことを、これほど多くの人に、これほどの短期間で約束したことはない”

なんと、朝起きたらビル・ゲイツさんが離婚という発表が出ていました。

 

これは今日の大ニュースで、国内外でたくさんの報道が出ています。

 

私はコロナ感染が始まってから、ゲイツ氏の活動をチェックしてきたこともあり、このニュースにとても驚いています。妻と創設したビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団を通じて、コロナのワクチン開発や接種のために資金提供してきたゲイツ氏ですので、活動は継続するといいつつも、コロナ関係に影響が出ないか心配です。

 

さて、ゲイツ氏と言えば、マイクロソフトの創設者として有名です。トップの写真の碑の言葉どおり、世界にものすごいイノベーションをもたらして大金持ちになった人ですが、その後は第一線を退いて財団の活動がメインとなりました。財団は世界の貧困、病気、不平等の撲滅を目指しています。ポリオ根絶のための支援が有名で、1人WHO状態と私は呼んでいます(笑)。

 

実際、ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団は2018年~2019年で見ると、アメリカの次にWHOへの拠出金が多い団体となっており、その影響力はかなりのものであることが分かります。WHOの資金の仕組みについては以下記事参照。

newsphere.jp

 

グローバルヘルスへの取り組みばかりが目立ちますが、実はメリンダさんにより、近年財団は家族計画の取り組みに力を入れているようです。これに影響が出ることを懸念する声もあります。

www.cnn.com

 

この記事の筆者は、子供を何人産むか、いつ産むかを決める権利がなければ、女性が男性と同等の立場に立つことはできず、ましてや成功も得ることができないと述べます。また家族計画により、妊産婦や乳幼児の死亡率が低下し、貧困が減少し、子供たちが学校に通うチャンスが増え、家族がより健康的に、豊かに、幸せになり、結果として地域社会や国全体を良くすると主張しています。

 

ビル・ゲイツ氏は思慮深く情熱的な人物ですが、途上国の未来についての会話でのなかで「女性」という言葉をほとんど使わず、リプロダクティブ・ヘルス(女性が全生涯に渡り身体的・精神的・社会的に良好な状態にあること)についても全く触れないことがあるそうです。やはりメリンダさんの力が家族計画には必要で、今や公的なものとなっている財団の未来が、夫妻の離婚に影響されることを筆者は懸念しています。

 

そうかもですよね。個人的なお金を自分たちの望むところに投入しているわけですので、奥さんの関与が薄れれば、プロジェクトも衰退していく可能性はあります。その辺国際機関とは違うところでしょう。

 

ゲイツ夫妻にはお子さんも3人いるそうです。お子さんたちについて紹介した記事です。

www.cheatsheet.com

 

まず長女はジェニファーさん。1996年生まれの25歳。富豪の娘ですが、親のポリシーで14歳まで自分の携帯を持たせてもらえなかったそうです(リアルお金持ちってそういうパターン多い)。ゲイツ氏の母校であるシアトルのレイクサイド・ハイスクールを卒業後、スタンフォード大学で人間生物学を専攻。1年休学して馬術に専念後、マウント・サイナイ・アイカーン医科大学に進学しています。なかなかお美しいですが、すでに婚約しているそうです。

 

次がローリー君。1999年5月生まれですから今年で22歳、なんと我が娘と同い年だった!お姉さんと同じ高校卒業後、こちらはシカゴ大学へ行かれているようです。お母さんも褒めちぎるフェミニストということです。優しいんでしょうね。

 

末っ子が、フィービーさんで、2002年9月生まれの18歳。あれ~、またしてもうちの息子と同い年(どうでもいい)。バレリーナの卵で、子役や子供ダンサーなどを育成するニューヨークのプロフェッショナル・チルドレンズ・スクールで学んでいたということ。さらにクラシックバレエのスクール・オブ・アメリカン・バレエ、あのジュリアード音楽院でも学んでいるということです。記事ではTik Tokでゲイツ氏と踊る彼女の姿が紹介されてますね。ゲイツ氏のダサダンス、なにげにかわいい(笑)。

 

 

きっとかわいいかわいい我が子たちのはずですが、子供たちはゲイツ氏の資産を相続することはないそうです。それぞれに1000万ドル(約11億円)の信託基金が設定されていますが、父親のお金の大部分は慈善団体に寄付されることになっているそう。ゲイツ氏、すごい!

 

ゲイツ氏の資産は1305億ドル(約14兆3550億円)と言われているそうですが、離婚でどうなるのかと興味津々のメディアは多いようですね。

www.foxbusiness.com

 

アメリカでは、プリナップという婚前契約書を交わす夫婦が結構いるということ。あらかじめ資産の取り扱いや離婚の条件などについて取り決めを行うものですが、ゲイツ夫妻にはこれがなかったと報じられています。ということで、2人の資産がどう分けられるかは、現段階では分かりません。今後メディアが教えてくれると思います。

 

以上、やじうま現場からでした。