UK9報道部

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指定ワクチン接種者限定。スプリングスティーンのブロードウェイ公演再開へ

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chatst2によるPixabayからの画像

いや~、ここ数週間、Windows10の更新が全然うまくいかず、もう片っ端からググって解決法を探してたんですが、ついに昨夜の試みが成功し、今朝見たら更新されてました!昨日は1日をこれに費やしてしまって廃人状態。一時はあきらめモードで修理屋さんに持っていこうかと思ったんですが、壊れてもいい覚悟でいろいろやった結果、一人で出来ました~(どやぁ)。

 

アップル信者の夫には、安物買うからこうなると一蹴され、「くっそー、ほっとけよ」とぶー垂れていたんですが、修理代数万円をセーブしたと思うといい気持ち。しかしPC周りは本当に問題が起きたときはめんどくさいです。また起きたらどうしようと思ったりもするんですが、とりあえずもう考えるのはよそうっと。

 

さて、本日見つけた記事はこちら!

www.theguardian.com

 

ニューヨークは、コロナの大感染で甚大な被害を出していたんですが、いまや州内の18歳以上のワクチン接種率(少なくとも1回)が7割を超えているということで、これまでの厳しい制限がほぼ解除されるということです。当然エンターテイメントも再開ということで、復活に向け盛り上がってまいりました!

 

で、すっかり閉まっていたブロードウェイの再開第1弾が、ボス(ちなみに私も夫にそう呼ばれています…家では)ことブルース・スプリングスティーンの「スプリングスティーン・オン・ブロードウェイ」という公演。これ2017年が初演らしく、すでに日本でもライブ盤が出ており、ネットフリックスでも公開されています。ウォルター・カー劇場という960席の劇場で行われ、「NYで最も入手困難なチケット」としても話題になったショーとのことです。今回は6月26日よりセント・ジェームス劇場という1710人収容の劇場で始まるとのこと。

 

実はロック少女だった私ですが、商業主義が匂ってあんまりトップ40もの好きじゃなかったので、彼の作品はヒット曲しか馴染みがないです。でも、よくラジオなどから流れてきて聞いてはいたので今は懐かしい感じ(実は今はボンジョビも大好き。ジョン日本に来て~)。劇場行ってみたい気がします。トレーラーをのっけておきます。

youtu.be

 

ところが、この公演を見るには厳しい制限がつけられています。入場者は、米食品医薬局(FDA)から緊急使用許可を受けたワクチン接種を完了していなければならないとのこと。ファイザーかモデルナの2回接種、またはジョンソンエンドジョンソンの1回接種が終わっていることを証明できなければ来ないでね、ということらしいです。スプリングスティーンとギター、ピアノ、そして彼のストーリーとの「密な」夜になるからと制作側は説明。またマスクなし、ソーシャル・ディスタンスなしで、ほとんどコロナ前と同じ態勢で挑む、ある意味実験的な公演のようです。

そのため、米で未認可、しかしカナダやイギリスで使われているアストラゼネカ製ワクチンを打った人は入場不可とのこと。この対応はカナダでは大不評らしく、スプリングスティーンのヒット曲「Born in the USA」をもじって、「Burn in the USA」と炎上中(怖)。

 

劇場側は州の指示を受けたとしており、唯一の例外は16歳以下の子供で、こちらは陰性証明提出+ワクチン接種が完了した大人同伴であれば入場可となっています。

 

私よく知らなかったんですが、アストラゼネカ製ってアメリカで承認されてなかったんですね。予防や重症効果は非常に高いということなんですが…。

 

しかし、こんなルールになると、ますますファイザーかモデルナじゃなくちゃいや、っていう心理に人々がなっていくような気もします。日本の場合はすでに両ワクチンを大量確保していますので心配はないと思われますが、ワクチンの種類による格差が生まれるのはなんとも困った事態ですね。